基礎法学7

国法は全国一律の規制を行うものであり、地域の特性に鑑み特別の地域に限って規制を行ったり、規制の特例措置をとったりすることは許されない。(平成23年出題)

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【解答】NO

 

国会が定める法律は全国一律の規制を行うのが原則です。

しかし、地域の特性を考えた時に、特別の地域に限って規制することや、規制について特例措置を講じたりすることは許されています。

 

特別の地域に限って規制される法律には、憲法95条に基づく地方自治特別法が挙げられます。

憲法95
一の地方公共団体のみに適用される特別法は、法律の定めるところにより、その地方公共団体の住民の投票においてその過半数の同意を得なければ、国会は、これを制定することができない。

憲法95条は、一定の公共団体にのみ適用される特別法を国会が制定することを前提とした内容となっています。

そこで、設問で「特別の地域に限って法律を定められない」としていることは、間違っています。

 

また、規制の特別措置についても、「構造改革特別区域法」などのいわゆる特区に関する法律が国会で制定されています。

近頃、耳にする特区に「国家戦略特区」「東京五輪特区」などというのがありますね。
これらの特区については、これからの国会の審議を待たなくてはなりませんが、いずれにしてもある特定の地域にだけ、規制の緩和をするなどの特別措置をとる法律を制定することが、可能なことは分かります。

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