親族法(扶養)1

夫婦、直系血族および兄弟姉妹は、お互いに扶養する義務があるが、姻族間においては、家庭裁判所は、特別の事情がある場合でも、扶養の義務を負わせることはできない。(平成23年出題)

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【解答】NO

 

扶養の義務について、民法は、直系血族及び兄弟姉妹が負うと定めています。

民法877条1項

直系血族及び兄弟姉妹は、互いに扶養をする義務がある。
 

そこで、設問の前半部分は正しいことになります。

 

次に、特別の事情がある場合について、民法は三親等内の親族に扶養の義務を負わせることができる――としています。

民法877条2項

家庭裁判所は、特別の事情があるときは、前項に規定する場合のほか、三親等内の親族間においても扶養の義務を負わせることができる。

 

では、三親等内の親族に姻族が含まれるかについて、確認しましょう。

民法725条3号では、三親等内の姻族を親族に含めると定めています。

民法725条

次に掲げる者は、親族とする。

一 六親等内の血族

二 配偶者

三 三親等内の姻族

 

したがって、設問の後半部分の記述は誤っていることになります。

 

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第99回「扶養と扶養義務」を参照してください。

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