会社法(機関)2

監査役設置会社および委員会設置会社において、取締役会決議により、多額の借財の決定を取締役または執行役に委任することができる。(平成24年出題)

↓↓↓↓↓解答は画面を下へスクロール↓↓↓↓↓














 

【解答】NO

 

多額の借財の決定など、法定の重要な業務執行については取締役会の決議で決定しなければならず、取締役に委任することができません。会社法362条4項2号の規定です。

会社法362条4項

取締役会は、次に掲げる事項その他の重要な業務執行の決定を取締役に委任することができない。

一 重要な財産の処分及び譲受け

二 多額の借財

三 支配人その他の重要な使用人の選任及び解任

四 支店その他の重要な組織の設置、変更及び廃止

五 第676条第1号に掲げる事項その他のw:社債を引き受ける者の募集に関する重要な事項として法務省令で定める事項

六 取締役の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制その他株式会社の業務の適正を確保するために必要なものとして法務省令で定める体制の整備

七 第426条第1項の規定による定款の定めに基づく第423条第1項の責任の免除

 

なぜなら、多額の借財など重要な業務は、取締役全員の協議により適切な意思決定がなされることが必要だからです。

したがって、設問は間違っていることになります。

 

↓↓↓

会社の機関について、第154回「会社の機関のいろいろ」で解説しています。

ページ上部へ戻る