商法(商行為)2

商人Aが、商人Bに対してAの商号をもって営業を行うことを許諾したところ、Aの商号を使用したBと取引をした相手方Cは、当該取引(以下、「本件取引」という。)を自己とAとの取引であると誤認した。本件取引の相手方の誤認についてCに過失がなかった場合、契約はAとCの間で成立し、Aが本件取引によって生じた債務について責任を負うが、CはBに対しても履行の請求をすることができる。(平成23年出題)

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【解答】NO
 

設問の場合、契約したのは、Aの商号を使用したBとそれを信じたCです。そして、Aは、BがAの商号を使用して営業を行うことを許しています。

この場合に適用されるのが、商法14条【自己の商号の使用を他人に許諾した商人の責任】です。

 

商法14条

自己の商号を使用して営業又は事業を行うことを他人に許諾した商人は、当該商人が当該営業を行うものと誤認して当該他人と取引をした者に対し、当該他人と連帯して、当該取引によって生じた債務を弁済する責任を負う。

 

つまり、設問の場合の契約はあくまでBC間に成立し、自己の商号を使用することを認めたAは、連帯責任を負います。

 

つまり、設問の「契約はAとCの間で成立し」は、間違っていることになります。

 

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第146回「商号登記と商号」を参照してください。

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