相続法(相続の承認)1

Aは2010年10月1日に死亡し、相続人は妻B、長男C、長女D、二男Eで、遺言はDに対する遺贈のみだった。Bが2010年10月1日にAの死亡を知った場合において、Bは、その時から3カ月以内に単独で限定承認をすることができ、相続人全員で共同する必要はない。

 

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【解答】NO

 

限定承認は相続人全員でする必要があります。限定承認に関する民法の規定は、923条です。

 

民法923条

 

相続人が数人あるときは、限定承認は、共同相続人の全員が共同してのみこれをすることができる。

 

なお、限定承認とは、相続人が遺産の相続の際に、相続財産を責任の限度として相続することで、被相続人に負債があった場合、相続財産をもって負債を弁済した後、余りが出ればそれを相続できる――という相続の方法です。

 

限定相続の方法は、924条に規定されています。

 

民法924条

 

相続人は、限定承認をしようとするときは、第915条第1項の期間内(相続を知った時から3カ月以内)に、相続財産の目録を作成して家庭裁判所に提出し、限定承認をする旨を申述しなければならない。

 

つまり、設問の3カ月以内には正しいと言えますが、単独でという部分が間違いです。

 

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第102回「相続の承認について」を参照してください。

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